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ロバート・ゼーリック通商代表

上院において満場一致で承認され、2001年2月7日、第13代米国通商代表に就任した。

政府機関での職歴

1999年−2000年  米国貿易赤字調査委員会委員

前ブッシュ政権下 国務省顧問・経済担当次官

1991年・1992年  G7サミットのブッシュ大統領個人代表(シェルパ)

1985年−1989年  財務省で複数の要職

その他の職歴

 ハーバード大学研究員、米国ジャーマン・マーシャル基金常任特別研究員、ゴールドマン・サックス社上級国際顧問、ファニー・メー社(政府系住宅金融投資会社)上級副社長

学歴

 スワスモア大学卒業。ハーバード大学法律大学院で法律学博士号および同大学行政大学院(ケネディー・スクール)で修士号取得。

ブッシュ大統領のゼーリック代表に関する発言

 「ボブ・ゼーリックも私もともに、今やグローバルな経済の時代にあること、また貿易が国内経済に寄与するのみならず、米国の貿易相手国の経済に寄与することも認識している。われわれは、西半球において極めて積極的な貿易政策をとることの重要性も理解している」

ゼーリック代表の貿易に関する発言

 「自由貿易とは自由を意味する。それは、米国経済だけでなく、世界における米国のその他の利害や価値観にとって重要である。私はいつも、開放こそがアメリカの切札であると信じてきた。開放は、われわれを国民として、国家としてより強くする」

経歴

 ジェームス・ベーカー元国務・財務長官と親交のあるゼーリック代表は、開かれた貿易に関する米国民の合意を確立することを始めとして、数多くの課題に取り組むことになる。ゼーリックは、世界貿易機関(WTO)の交渉ラウンド拡大の可能性を見通すことのできない状況が続く中で、現在WTOで進行中の農業・サービス分野に関する交渉に臨むことになる。ブッシュ大統領は、ゼーリック代表の指名発表にあたり、新政権が農業貿易と西半球における貿易交渉に高い優先度をおくことを示唆した。ブッシュ大統領はまた、米国通商代表を閣僚ポストに留めると語った。ゼーリックは、クリントン政権の貿易政策、特に1999年のシアトルにおけるWTO閣僚会議の取り扱いに関して批判的な論文を発表した。ゼーリックの外交実績には、東西ドイツ統一交渉において統一を加速化させるために米国代表として果たした役割が極めて高い評価を得たことが挙げられる。

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