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U.S. Embassy - Japan


ベーカー駐日米国大使の声明

(草稿)
成田空港
2001年9月15日

 米国で起きた同時多発テロ事件は、米国、日本、そして世界の文明社会に住むすべての人々に大きな悲しみをもたらしました。しかし、ブッシュ大統領が述べたように、「テロ攻撃は、米国で最も大きな建物の土台を揺るがすことはできても、米国の基盤に触れることはできない。鋼鉄を破壊することはできても、米国の決意という鋼鉄を傷つけることはできない」のです。

 多くの人命が失われたこの悲劇から立ち直り、このような憎むべき殺人行為の再発を防ぐために、われわれは、共に協力して立ち上がる必要があります。日本政府および日本国民の皆様は、9月11日に起きた恐るべき事件に対し、素早く行動され、哀悼や連帯のメッセージを寄せられ、医療支援を申し出てくださいました。米国は、日本からの友情が、このような心温まる形で示されたことに感謝しています。日本は、米国にとって強力な同盟国であり、真の友人であります。

 今回の事件に巻き込まれ、犠牲となられた日本の方々に、深い悲しみを禁じ得ません。ご家族やご友人を亡くされた方々に謹んで哀悼の意を表します。

 われわれには、こうしたテロ行為に対処するだけでなく、通常の生活を取り戻すという大きな課題が残されています。両国は大きな衝撃を受けていますが、日米関係には、前進を続けることを可能にする強力な基盤があります。私は、サンフランシスコで日米同盟50周年を祝う式典に出席してきました。今回のテロ攻撃等の事件は、あらゆる脅威に対して、日本と米国が共同で立ち向かうことの重要性を再認識させます。私は、これからも両国が共同で対処していくこと強く確信しています。

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