*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。
独立記念日メッセージ
駐日米国大使 ハワード・H・ベーカー
2004年7月4日
アメリカ合衆国の228回目の誕生日である7月4日を迎え、日本に住む米国人と非常に親切な日本国民の皆様に、ごあいさつができることを大変うれしく思います。
1776年7月4日、第2回大陸会議において独立宣言が満場一致で採択されました。宣言には「すべての人間は平等につくられた」と、明確にそして雄弁に述べられています。自由のために自らの生命や財産を危険にさらし、民主主義という理想のために自らを捧げた、勇気と情熱と先見の明のあった建国の父たちの努力を私たち米国人が心に留めるのが、独立記念日なのです。私たちは民主主義や自由という恩恵を共有できることが、いかに幸運なことかについて想いを寄せ、自由は決して無償では得られないことを思い起こします。
世界の他の地域では、民主主義の理想と自由の体制に厳しい課題がなお残っています。こうした課題を前にして、米国は、国家権力は統治される人々の同意からのみ生まれるという考え方を堅持しています。そして、この崇高な大義を追求するにあたり、日本が米国を常に支持してくださることに感謝申し上げます。
今日、日本ほど強力に米国を支持する同盟国はありません。米国と日本は民主主義と自由に対して共通の信念を持ち、自由がもたらす恩恵を世界全体に広め、世界のさらなる繁栄をもたらし、人類の知識の領域を広げ、国際テロの脅威と戦うために協力している世界の大国です。日米そして世界全体が、信頼できる真の友好関係のおかげで、より強力に、そしてより豊かになっています。
私は、駐日大使を務める機会を得たことを光栄に思います。そして、米国の生まれた日を米国人と日本の友人の皆様と一緒に祝うことができることをうれしく思います。独立記念日が平穏で楽しい日となりますように。
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