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*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。

ファクトシート

大量破壊兵器拡散を阻止するパートナーシップの拡大

ホワイトハウス

報道官室

 (フランス・エビアン)

2003年6月2日

大統領措置

-- ブッシュ大統領は本日、大量破壊兵器・物質の拡散を阻止するグローバル・パートナーシップに参加するという、ノルウェー、ポーランド、スイス、フィンランド、およびスウェーデンの決断を歓迎した。

-- 大統領はまた、大量破壊兵器・物質および兵器運搬システムの拡散を減少させ、防止するためのグローバル・パートナーシップの重要な諸プロジェクトに前進が見られたことを歓迎した。

 カナナスキス以降の進展:不拡散、軍縮、テロ対策、および旧ソ連諸国における原子力安全計画に重点を置くグローバル・パートナーシップが、カナダのカナナスキスで昨年開かれた主要8カ国(G8)サミットで発足した。

 その後、グローバル・パートナーシップは、

-- 目標である200億ドルの大半について誓約を得た。

 また、以下のような枠組みおよび新たなプロジェクトを実施した。

-- 米国は3月に、シュチェの化学兵器廃棄施設の建設を開始した。これは、ロシアの神経ガス兵器を廃棄するための施設である。

-- フランスは2003年に、退役原子力潜水艦からの核燃料および固形廃棄物を処理するプロジェクト3件を開始する計画である。

-- ドイツは6月に、核分裂性物質の貯蔵所17カ所の物理的保護を強化するプロジェクトを開始する予定である。

-- 日本とロシアは今年、極東における汎用原子力潜水艦を退役させるためのプロジェクトについて合意に達した。

-- 英国は今年、シュチェの施設の変電所建設を始めた。

-- グローバル・パートナーシップへの参加がG8以外の諸国にも拡大され、ノルウェー、ポーランド、スイス、フィンランド、およびスウェーデンが参加した。われわれはその他の諸国の参加を期待している。

 こうした前進を基盤に、G8首脳らは、プロジェクト活動の拡大、カナナスキスにおける財政面での確約の達成、実施上の残る課題の解決、そしてグローバル・パートナーシップへの参加拡大のための行動計画を採択した。

 米国のリーダーシップ:米国は、グローバル・パートナーシップの推進力となってきており、今後もG8議長国としての任期中、そうした役割を継続するつもりである。

 この計画は、大量破壊兵器・物質の備蓄を縮小し拡散を防止するための、米国と旧ソ連諸国との10年余に及ぶ協力を基盤としている。米国は、1992会計年度から2003会計年度までの間に80億ドル以上をこの目的に充てており、ブッシュ大統領は2004会計年度の予算としてさらに10億ドルを要請し、2013年までの10年間で総額100億ドルを誓約している。

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