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*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。

9月14日を国民の祈りと追悼の日に

アメリカ合衆国大統領宣言

2001年9月13日

 2001年9月11日、火曜日の朝、テロリストは、一連の卑劣な戦争行為によりアメリカ合衆国を攻撃した。テロリストは、4機の旅客機をハイジャックし、そのうちの2機を世界貿易センターのツインタワービルに、また1機をアメリカ国防総省本部に突入させた。この結果、多くの人命が失われ、被害も甚大なものになった。最後の1機は、ペンシルベニア州郊外に墜落し、乗員・乗客全員が死亡したが、明らかに乗客の英雄的行為により、本来の標的から大きく外れた場所に墜落した。世界貿易センタービルを倒壊させ、ペンタゴンの1部を破壊したこの殺戮行為により、250人を超える乗客と、地上にいた数千人の人々が命を失った。

 世界の文明人は、こうした恐ろしい攻撃を計画し、実行した悪人を非難している。正義は、テロリストを支援し、かくまった人々を罰することを、しかも厳しく罰することを求めている。テロリストの極悪行為に対しては、厳しく罰することが必要である。合衆国およびわれわれに協力する友好国・同盟国が持つすべての力を合わせて、正義がなされるまで、この悪事に責任のある者を追及していく。

 われわれは、悲惨で大きな被害を受けた人々と共に悲しむ。われわれのすべてが、罪のない人々の命が突然しかも意味もなく奪われたことに、胸の裂ける思いがする。われわれは、事件による傷がいやされ、希望と信念の下に互いに助け合い、励まし合うための力を願って祈る。

 聖書には、「悲しんでいる人たちは、幸いである。彼らは慰められるであろう」とある。私は、アメリカのすべての家族と、1つの家族としてのアメリカ国民に、こうした野蛮な攻撃による犠牲者を追悼し、愛する人を失った人々を慰めるために、「国民の祈りと追悼の日」に服することをお願いする。われわれは、この国家的悲劇と人命の損失を忘れない。やがて、事件による傷がいえ、回復する時が訪れる。そして、このようなひどい悪に直面しても、われわれは、強くあり続けると共に、「神の下での1つの国家」として団結を続けていく。

 従って、今、私、ジョージ・W・ブッシュは、アメリカ合衆国大統領として、アメリカ合衆国憲法と法律により与えられた権限に基づき、2001年9月14日(金曜日)を、「2001年9月11日のテロ攻撃による犠牲者のための国民の祈りと追悼の日」とすることをここに宣言する。私は、アメリカ国民と礼拝所に、正午の追悼式を行ない、鐘を鳴らし、夕刻にはろうそくの灯による追悼式を行い、国民の祈りと追悼の日に服することを求める。従業員に、正午の祈り・追悼式に参加してわが国のために祈りを捧げる時間を、昼食の時間の一部として認めることを、雇用主に対してお願いする。私は、われわれの悲しみを分かち合う世界中の人々に、こうした厳粛な祈り・追悼式に参加して欲しい。

 その証として、アメリカ合衆国の独立226年目にあたる西暦2001年の9月13日のこの日に、私は、この文書に署名した。

  ジョージ・W・ブッシュ

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